プログラム12
「うたう台湾――時をこえ、多言語の風景とともに」
エリ・リャオ (歌手)and スバライの風×沢田穣治(コントラバス)×渡辺亮(パーカッション)
2025年8月31日(日)18:45-20:00

台湾と日本をルーツに持つ歌手・エリ・リャオと、台湾光譜のために結成されたスペシャルユニット「スバライの風」。“スバライ(Sbalay)”とは、タイヤル語で「和解」を意味する言葉です。京都在住の音楽家・沢田穣治、パーカッショニスト/美術家・渡辺亮とともに紡ぐ、うたと音の旅。台湾原住民族の言語、中国語、台湾語、日本語、そして――。これまで台湾という場所で響き合ってきた、さまざまな声たちに耳をすませば、言葉をこえて、「うたの風景」が立ち上がってくるでしょうか。「うた」という声を通して語られる、いくつもの台湾の物語。台湾で生きてきた人たちにとって、「うた」とは何だったのか、みなさんと共に思いを馳せる時間にしたいと思っています。
参加料:一般1,000円、学生800円(定員50名/事前予約制)
本イベントは終了しました
講師プロフィール
◆ エリ・リャオ ERI LIAO (歌手)
東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院から、コロンビア大学大学院芸術学科Creative Writing Non- Fiction / Literary Translationコースに編入・中退。シンガーとして、日本・台湾はじめアジア各地でツアーを巡っている。伸びやかで美しい声をもち、歌手として活躍しながら、自身のルーツである台湾・タイヤル族のことを中心に台湾原住民について大学はじめ各地で講演し、文化交流を深めている。
◆ 沢田穣治 JYOJI SAWADA(音楽家、写真家)
ブラジル音楽をリスペクトする「ショーロクラブ」での活動は35年にも及ぶ。個人での活動では映画、アニメの音楽をはじめアーティストのアルバムプロデュースなど、その音楽領域はジャンルを問わず多岐に及び企画ごとに楽器を持ち替えるマルチ奏者であることが、沢田の表現活動をよりミステリアスなものにしている。近年では京都市立藝術大学で修復されたバシェ音響彫刻の研究にも関わり演奏家/作曲家としてロームシアターで公演。2018年には映像作家Vincent Moonとのコラボも果たす。作曲家としては室内楽作品を多く作曲しながらも並行して、2020年京都を拠点に自身のレーベル「アンノウン サイレンス」を始動。UPLINK京都・吉祥寺の劇場で総合芸術イベントを2年連続で主催。中山晃子、アオイヤマダ、富沢ノボルを始めとするトップクリエイター達や沢田音楽に欠かせないミュージシャンとの共演など『Unknown PRISM』のイベント名通り未知の創造が広がる。
◆ 渡辺亮 RYO WATANABE(パーカッショニスト·、美術家)
1958年神戸市生まれ、武蔵野美術大学卒業。在学中よりパーカッションや創作楽器を中心に音楽活動を始め、数多くのレコーディング、コンサートに参加する。また、青山「こどもの城」講師(1988ー2015)、東京学芸大学非常勤講師(2001ー2024)、佐渡鼓童アース・セレブレーション、いわき芸術文化交流館アリオス、横浜美術館、国立民族学博物館、京都芸術センターなど、全国でパーカッションのワークショップを行っている。自己のアルバムに「ウォレス・ライン」「モルフォ」、出版物に「レッツ・プレイ・サンバ」(1998年音楽之友社)、「小泉八雲の怪談づくし」(2021年八雲会)がある。現在、美術と音楽が共存できるプログラム「SOUND FOREST ー美術と音楽ー」「コンパクト・アトリエ」を主宰している。
