プログラム9
「京都/台湾/アート/アクティビズム、あのころと今」
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ(アーティスト)×栖来ひかり(文筆家)
2025年8月31日(日)13:30~14:45

女性運動や同性婚運動をはじめとする市民運動が手を取り合ってアジア初の同性婚法制化を実現し、アジアでトップといわれるジェンダー平等性を確立している台湾。どんな未来を掴みたいのか、どんな共同体で暮らしたいのかの選択に迫られながら送る台湾での日々は、「個人的なことは政治的なこと」であり、アーティストの表現には「表現することは政治的なこと」との意識が常に根っこにある。これって、何かを思い出す。そうだ!あの頃の京都だ!アーティスト、ブブ・ド・ラ・マドレーヌが所属した国際的なアーティストコレクティブ「ダムタイプ」による伝説の作品「S/N」を見なければ、今、台湾について書いていなかったかもしれない台湾在住作家の栖来ひかりが、90年代の京都で何が起こっていたのかをブブ・ド・ラ・マドレーヌに聞きながら、現在の台湾との共通性を探ります。時空を超えて繋げるセクシュアリティ/ジェンダー/アート/アクティビズムをテーマにした対談。
参加料:一般1,000円、学生800円(定員50名/事前予約制)
本イベントは終了しました
講師プロフィール
◆ ブブ・ド・ラ・マドレーヌ BuBu de la Madeleine(アーティスト)
1990年代より国内外で絵画やインスタレーション、映像作品の発表を続ける。ダムタイプの舞台作品《S/N》(1994-96年、15ヶ国20都市にて公演)に出演。近作は『人魚の領土―旗と内臓』(2022年)など。アーティストとしての活動と同時に、HIV/AIDSと共に生きる人々やセックスワーカー、女性、セクシュアルマイノリティの健康や人権についての市民運動や福祉相談業務に携わる。共著に『セックスワーク・スタディーズ−当事者視点で考える性と労働』(SWASH編、日本評論社、2018年)など。
◆ 栖来ひかり HIKARI SUMIKI (文筆家)
1976年生まれ、山口県出身。 京都市立芸術大学美術学部卒。2006年より台湾在住。台湾に暮らす日日旅の如く新鮮なまなざしを持って、失われていく風景や忘れられた記憶を見つめ、掘り起こし、重層的な台湾の魅力を伝える。著書に『台湾と山口をつなぐ旅』(2017年、西日本出版社)、『時をかける台湾Y字路~記憶のワンダーランドへようこそ』(2019年、図書出版ヘウレーカ)。『日台万華鏡――台湾と日本のあいだで考えた』(書肆侃々房、2023)訳書に『陳澄波を探して 消された台湾画家の謎』(岩波書店、2024)など。
